一番大好きで、ちょっと動かしただけですっ飛んでくるネズミ棒。
...のはずだったが、最近飽き気味。
最近は、人間のほうが興味を持ってもらう為に必死で激しく振る
ため、人間が早々にダウン^^;
あまりに無関心な為、苦肉の策で頭に羽を埋め込まれた
ネズミの起き上がりこぶし。工夫の甲斐もなく、レノは全く興味なしの模様で
奇妙なオブジェと化している。
前のお宅では、昼間留守だったが、うちでは始終誰かが遊んでくれるせいか
うちに来て3週間でひと通りのオモチャ、遊び方にすっかり飽きてきて
しまったようだ。
一週間ほど前までは、レノは狩りのシュミレーションをしていると思われる遊びを
夢中になってやっていた。
物陰からオモチャを飛び出させるとすごく喜ぶので、クッションや足の影から
ネズミ棒や羽付き棒を振り回すのが定番になっていた。
そうしているうちにレノも自分で工夫しだして、自らいちいち物陰に隠れて
「ハイ、頼むよ!」といった感じで構えてから飛び出すようになった。
一回オモチャをタッチすると、また戸の影など戻ってこちらを覗きながら構える。
まるで自分のハンターとしてのレベルを上げていくように、次第に遠く離れた所まで
わざわざ下がってから、飛び出してくるようになったり、明らかに自分に
ノルマを課して、クリアすることを楽しんでいる。
「なんて向上心のある子なんだ!」と感動したくらいだった。
サーカスの猫?並みに、立てたクッションを飛び越えて、ジャンプして
タッチしたり、その運動量はなかなかのものだった。
ところが最近ときたら、同じ遊びをしかけても、ちょっと追い掛けては
すぐに横座りになって、手先だけでチョイチョイとやる事が多くなった。
どうにか、以前のように走って追い掛けさせようと、人間も必死なのだが
必死になるだけ無駄なのだった^^;
こうなると、人間は知恵を使わなくてはならない。
どうやら、見えそうで見えない獲物に一番興味を持つので
引き戸の模様ガラスごしにネズミを揺らしたり、薄手のクッションの下で
ネズミを動かして、その膨らみが移動するのを追い掛けさせたりすると
同じオモチャでもがぜん反応が良い。
どうにか新鮮に感じてもらえるように、同じ遊びでも
いつもと違う動きをさせたり、人間のほうが動きまわったり知力体力総動員である。
それでも、哀しいかな以前のように、大興奮で遊ぶっていうことがなかなか無い。
父はそういった遊びを工夫してあげるのがうまいが
いつもレノと遊んだ後は、猫よりも人間が息切れしている(笑)。
いや、私もネズミ棒振りちょっとした腕のエクササイズになってます....。
絶対に猫が飽きないオモチャでも開発されない限り、
これからも知力体力勝負になりそう...。
どなたか、これは猫が喜ぶ!という遊びを知っていたらお知恵を下さい...!。